スパコンの高度利用研究会
−大規模並列スカラ計算機による産学官連携・社会人向けCOE公開事業−

21世紀COE「計算科学フロンティア」
名古屋大学情報連携基盤センター

 名古屋大学情報連携基盤センターは、世界トップレベルの処理性能をもつスーパーコンピュータシステムを有する全国共同利用施設で、計算科学の発展を支援しています。
また、21世紀COE「計算科学フロンティア」(リーダー・金田行雄名大教授)は、コンピュータの高度利用に基づく科学技術の革新を目指し、有能で積極的な若手研究者・技術者を育成しつつ、広く社会に貢献しようとしています。昨年末の本研究会の発足に際には、50名に上る多数の方にご参加いただき、その後、共同研究を進める企業は活発にスパコンを駆使しています。さらに多くの企業や研究者、一般社会人の方にもスパコンを使っていただきたく、産学官連携・社会人向けCOE公開事業として、オープンな研究会を開催しますので、ぜひ多数の参加をお願いします。

[対象]一般企業の技術者・国公立研究所・行政等の研究者などスパコンに関心のある方
※ スパコンを利用していただくには
@大学と共同研究の契約を結ぶ
A大学の研究員になっていただく
B(財)名古屋産業科学研究所を通じて受託研究契約を結び、COE研究員・当センター教員との共同研究を行う
などの方法があります。これによって、当センターのスパコンをきわめて有利に使用できます。
COEの若手メンバー等が相談にのって、わかりやすく使い方を示します。(秘密保持契約を結ぶことも可能です。)

日時:2006年10月5日(木)13:00〜16:50
場所:名古屋大学情報連携基盤センター4階演習室

13:00〜13:15 開催挨拶 石井克哉 名古屋大学情報連携基盤センター教授
13:15〜14:05 「生体系の大規模シミュレーション」 岡本祐幸 名古屋大学大学院理学研究科教授
14:05〜14:55 「実用材料に関する粗視化および大規模分子シミュレーションと階層的取り扱い」 兵頭志明 豊田中央研究所材料分野計算物理研究室長
14:55〜15:10 休憩  
15:10〜16:00 「LS-DYNAによる大規模解析」 牧野光弘 富士通計算科学ソリューションセンタープロジェクト部長
16:00〜16:50 「STARソルバーによる大規模計算の紹介」 島田正仁氏 シーディー・アダプコ・ジャパン

スパコン高度利用研究会参加申し込みhttp://www2.itc.nagoya-u.ac.jp/cgi-bin/hpc/sanka.cgi